Yextとの協業経験がすでにあったCorley氏は、既存のMassage EnvyとYextとの連携を拡大し、ブランド情報とデジタルマーケティングへの取り組みを集約することをすぐに決めました。同氏はYextを活用してMassage Envyのデジタルブランドを一元管理し、フランチャイズ加盟店によるロケーション固有の情報の更新や修正を支援できるようになりました。
「レビュー管理、ソーシャルメディア管理やその他の有料サービスを集約したいと考えていました。」彼女はこう続けます。「Yextの導入で、以前は手動で行っていた作業すべてがひとつのプラットフォームから実行できるようになりました。今では、消費者向けの情報全てを単一のプラットフォームから管理し、そのプラットフォームでウェブサイトやモバイルアプリの管理に加え、個別のフランチャイズ加盟店の営業時間、連絡先情報やサービスをその地域ごとに更新できるようにもなりました。
Yextは単にMassage Envyによるサードパーティのリスティング管理に役立っているだけではなく、正しい情報の唯一の供給源として機能し、社内の効率化に寄与しています。「ネットワーク全体で対応できるツールが手に入ったので、およそ1,200店のレビュー対応とソーシャルエンゲージメントを2人のスタッフでこなせるようになりました。Yextは、当社のマーケティングスタックの鍵を握る要素として機能しています。バックエンドでの情報管理にもYextを活用しており、自社モバイルアプリとオンライン予約アプリケーションの機能をさらに活用するため、プラットフォームではカスタムフィールドを利用しています。また、Yextをロケーションに関する社内情報源として使って、ネットワーク全体にある他のシステムに情報を提供しており、運営チームは営業時間やサービス内容への質問に対する回答に対応しています。現在は、Yextを活用してFacebook Messengerでチャットボットを立ち上げる準備を進めています。APIでYextプラットフォームから直接チャットボットに当社の事業情報を提供する予定です。」
Yextの導入後、Massage Envyのリスティングへのクリック数は3,600万回を超え、前年比32%の成長となりました。この中には、道案内クリック数(前年比33%増)、ウェブサイトクリック数(同53%増)、通話クリック数(同23%増)が含まれます。Massage Envyのローカルページは11万件を超えるさまざまなクエリから1,020万回以上のクリックを獲得し、前年比21%の増加となりました。