直接的な答え

例えば、ニューヨークオフィスの電話番号やサイドメニューのフライドポテトのカロリー数など、ユーザーが特定の情報を探している場合、その答えを得るために検索結果を探し回りたいとは思わないでしょう。こうした場合に備え、フィールド値による直接回答機能では、医師の電話番号やロケーションの住所など、Content内の適切なフィールドから直接ユーザーの質問に答えます。

注目スニペットは、ドキュメント検索が有効になっているフィールドからユーザーの質問に対する回答を抽出します。こうした直接的な回答は、ブログ、ヘルプ記事、人物の略歴などの非構造化データから得られます。注目スニペットには予測モード設定もあり、エクスペリエンストレーニングでエンドユーザーに表示される前に注目スニペットの検証が必要かどうかを選択できます。

ドキュメント検索では、返されたエンティティがクエリにどう関連しているかをユーザーが理解できるようにすることが重要です。こうした場合、Search APIを使えば、非構造化ドキュメントから抽出された注目スニペットのコンテキストを提供できます。Searchでは、動的テキストハイライトでエンティティ内のフィールドのどのテキストが注目スニペットの下のクエリに一致したかを返すことができます。例えば、通常はカードに「賞」フィールドが表示されない場合でも、ピューリッツァー賞受賞者に関するクエリの場合、「賞」フィールドで「ピューリッツァー賞」に言及していることを表示したい場合などがあります。