2024年8月のリリースノート

Listings

Googleフードメニューのクリック数が、クリック数が5回以上のメニューについてレポートで指標として利用できるようになりました。Googleリスティングアクション指標をアクションディメンションと組み合わせてクリックタイプの内訳を表示したり、アクションをフィルターとして使用してフードメニューのクリックのみを表示できます。この指標は、現在Report Builderで利用可能です。

Reviews & User-Generated Content

AIを使用してレビュー応答を生成するためのプロンプト指示をユーザーがテストできるよう、レスポンスプレイグラウンドを追加しました。生成AIを活用してレビューの返信を作成すると手作業が軽減されますが、生成されるコンテンツはブランドガイドラインに確実に準拠したものにすべきです。この新しいツールを使用すると、生成されたレスポンスの構成を簡単にテストおよび反復できます。

Reviews Generative Responseの設定ページでレスポンスプレイグラウンドを使用し、表示されるランダム生成のレビューに対するレスポンスを生成します。対応言語を変更して、サポートされている51言語のいずれかをテストします。レビューをシャッフルして(肯定的か否定的かを選択)、さまざまなレビューにどう反応するかを確認し、レスポンスをテストしながら、必要に応じて応答プロンプトの指示を調整できます。

レスポンスプレイグラウンドの詳細についてはGenerative Review Responseトレーニングユニットを参照してください。

ワークフロールール、通知ラベリングルールまたはフィルターを設定するときに、ユーザーはコンテンツのないレビューをフィルター処理することを明示的に指定できるようになりました。これを行うには、「レビューコンテンツ」が空のフィルターを追加します。

51言語の拡張言語検出サポートにより、ユーザーは、レビュー言語に基づき、Review Monitoring/Responseでのレビューへの応答の生成、ワークフロールールの作成、ラベリングルールの作成、レビューのフィルタリングを行えるようになりました。

Pages

パブリッシャーのエンティティビューに加えて、ユーザーはPagesのエンティティビューを活用して、Yextのページテンプレートに使用されているエンティティのフィールドを表示できるようになりました。Pagesのエンティティビューには、現在本番環境に公開されているサイト展開に基づいて、特定のエンティティに適用できるPagesテンプレートが表示されます。Pagesでのエンティティビューの使用の詳細については、参照ドキュメント「エンティティビュー」とヘルプ記事「エンティティビューの使用」をご参照ください。

Content

今回のリリースでは、エンティティテンプレートの検索、フィルタリング、説明追加ができるようになりました。エンティティテンプレートを言語、エンティティタイプ、テンプレートに含まれるフィールドでフィルタリングできます。説明を使用すると、テンプレートの使用方法に関するガイドラインが一目でわかり、チームがエンティティテンプレートの使用を大規模に標準化する上で役立ちます。この機能は、 Content > [設定(Configuration)] > [エンティティテンプレート(Entity Templates)] で利用できるようになりました。エンティティテンプレートの使用と適用の詳細はヘルプ記事の「エンティティテンプレートの作成と使用」をご参照ください。

2024年7月のリリースで発表されたとおり、Oloで「除外」ステータスになっているメニュー項目がYextに取り込まれるようになりました。以前は、除外された項目はYextのメニュー項目一覧から削除され、ウェブサイトやリスティングで表示されませんでした。今回の更新に伴い、除外されたアイテムがYext、メニューウィジェット、Yextパブリッシャーネットワークに表示されます。

YextとOloを使用しているお客様には、Oloでの除外ステータスの使用状況を確認し、Yextパブリッシャーネットワークに表示すべきでないメニュー項目がプラットフォームに取り込まれないようにすることをお勧めします。Oloの詳細については、ガイド「YextとOloの使用」をご参照ください。

2022年秋のリリースでは、新しいPageエクスペリエンスのFacebookページでCTAがサポートされなくなることを発表しました。Facebookは現在、CTAを更新するすべてのロジックを非推奨にしています。2024年9月18日の次回リリースでは、すべてのFacebook CTAフィールドがYext Contentから削除されます。

Platform

ユーザーは、複数の保存済みフィルターを1つのライセンスパックに割り当て、自動割り当てを行えるようになりました。以前は、保存済みフィルターは1件のみ割り当てることができました。

これにより、銀行やファイナンシャルアドバイザーなど、エンティティごとに異なるプロセスを持つユーザは、ライセンスを手動管理せず、より簡単に自動ライセンス割り当てを採用できるようになります。なお、この機能は直接契約のお客様のみご利用いただけます。

これを行うには、[アカウント設定(Account Settings)] >[ライセンスパック(License Packs)] に移動し、関連するライセンスパックの横にある [割り当て(Assign)] ボタンを選択します。ドロップダウンから複数のフィルターを選択できます。詳細については、ヘルプ記事「保存済みフィルターを使用してエンティティにライセンスを自動的に割り当て」をご参照ください。

ユーザーは、プラットフォーム内のヘルプリクエスト画面からサポートチケットを送信できます。この画面は以前は「サポートリクエスト」と呼ばれていました。

Analytics

Search TrackerをEUソースリージョンに拠点を置くお客様が利用できるようになりました。詳細については、ヘルプ記事「Search Trackerを設定」をご参照ください。

プロファイル更新指標がEUサーバーのお客様にご利用いただけるようになりました。詳細については参照ドキュメント「プロフィールデータ指標」をご参照ください。

EUソースリージョンで利用できない機能の一覧については、参照ドキュメント「 EUソースリージョンでサポートされていない機能」をご参照ください。

検索設定のUIをより使いやすくしました。概略的には、バーティカルの構成方法を合理化し、重複を減らすために画面を統合し、目的に合った検索アルゴリズム名を変更し、UIに一般的な機能を追加しました。

Search設定UI画面の変更点は次のとおりです。

  • バーティカル 画面のデザインが一新されました。エクスペリエンス内のすべてのバーティカル、バーティカルの種類バーティカルのランキングのプロパティを示すバーティカルの概要画面が表示されます。特定のカテゴリーをクリックすると、 検索アルゴリズムフィルターソート表示フィールド設定 のタブに分かれたバーティカル構成にアクセスできます。
  • 「エクスペリエンスの詳細」と「追加設定」画面が「 一般設定 」に統合され、検索エクスペリエンスに関する主な詳細と、設定全体に適用される設定が表示されるようになりました。
  • 「設定バージョン」画面と「設定ラベル」画面は 改訂履歴 にまとめられ、保存した設定のすべてのバージョンが記録され、以前のバージョンに戻すこともできます。
  • インテグレーション用のコードスニペットを提供するために、 統合 画面が追加されました。以前は、Yext Searchスニペットジェネレーターは「エクスペリエンスの詳細」の下にありました。
  • IPフィルタリング を分析セクションから設定セクションに移動しました。

機能上の変更点は次のとおりです。

  1. アルゴリズムの設定のパラダイムを一新:ユーザーは、検索可能なフィールドごとに複数のアルゴリズムを設定するのではなく、アルゴリズムごとにフィールドを設定するようになりました。
  2. アルゴリズムの機能に合わせていくつかの検索アルゴリズムの名前を変更しました。
  • NLPフィルタの名称を推論フィルタに変更しました。
  • テキスト検索の名称をキーワード検索に変更しました。
  • セマンティックテキスト検索の名称をセマンティック検索に変更しました。
  1. 推論フィルター(旧称NLPフィルター)の順序とファセットの順序を、フィルタータブに表示される順序を変更することで、JSONエディターだけでなく、UIで直接設定できるようになりました。
  2. デフォルトですべてのフィールドがソート可能になり、フィールドを「ソート可能」に設定する必要がなくなりました。
  3. 表示フィールドをJSONエディターだけでなくUIでも編集できるようになりました。
  4. 「ステージング」ラベルの名前が「最新」に変更され、常に構成の最新の変更に関連付けられます。右上にある構成の最新バージョンと本番バージョンを切り替えて、変更を表示・テストできます。最新バージョンでなければ、変更できないことにご注意ください。
  5. テスト検索が折りたたみ可能になり、オプションでユーザーにさらに多くの構成スペースが提供されるようになりました。

UIの一部の機能の名前は変更されていますが、JSON設定プロパティの名前(nlpFiltertextSearchsemanticTextSearchnlpFilterOrder)に変更はありません。 検索の設定に関する最新のトレーニングについては、Search Backendトラックを確認してください。

リンクされたロケーションの検索で最寄りのロケーションを表示しやすくなりました。医療提供者や金融専門家などの人物エンティティタイプは、ブランド内の複数のロケーションに勤務する場合があります。このような場合は、検索結果に重複する結果カードが表示されないようにし、最寄りのロケーションのみを結果に表示することを推奨します。これを検索APIレスポンスで返される新しいプロパティで実行できるようになりました。

これを行うには、ロケーションエンティティをメインエンティティにリンクし、リンクされたエンティティのジオロケーションを検索可能にします。リンクされたエンティティの各リスト内で、APIレスポンスは、ユーザーの最寄りとなるリンクされたロケーションが(nearestToUserをtrueに設定)と、検索されたロケーションフィルターに最寄りのロケーション(nearestToFiltertrueに設定)を示します。nearestToFilterは、「アーリントンの医師」がアーリントンに一致するなど、検索に一致するロケーションフィルターがある場合にのみ入力されます。

これを実装する方法の詳細についてはガイド「 リンクされたロケーションのジオロケーション検索」をご覧ください。

認証付き検索機能に、Yext Searchのフィールドにアップロードされた画像やファイルをプライベートURLでホストする機能が追加されました。以前は、Yextにアップロードされホストされるファイルや画像は認証をサポートしていませんでした。ファイルまたは画像がエンティティのフィールドにアップロードされると、Yextはそのコンテンツをホストするための公開アクセス可能なURLを生成します。

今回の更新に伴い、Yextで認証付き検索機能を有効にしているクライアントでは、フィールド設定でフィールドのプライベートURLを有効にするトグルが表示されるようになります。これをオンに切り替えると、そのフィールドにアップロードされたファイルや画像コンテンツをホストするプライベートURLが作成され、完全に認証された検索体験で使用できるようになります。現在、この機能は リッチテキスト(v2) または ファイル フィールドタイプの カスタム フィールドでのみ使用できます。

この機能は、Yextアカウントで認証付き検索機能が有効になっているクライアントに対してご利用いただけます。この機能を有効にするには、 [アカウント設定(Account Settings)] > [アカウント機能(Account Features)] に移動して、 [認証付き検索(Authorized Search)] オプションをオンにしてください。ファイルや画像のホスティングに認証付き検索やプライベートURLを使用する方法については、Consumer Authの概要ガイドまたはConsumer Authorizationトレーニングモジュールをご参照ください。

Chat

Yextプラットフォーム内にYext Advisorを導入しました。これにより、ユーザーは質問やサポートチケットの送信を行えるようになります。

画面の右下にあるYextアイコンをクリックすると、Yext Advisorにアクセスできます。[ヘルプを表示(Get Help)] プロンプトを選択すると、チケット送信フローに移動して問題を詳細に説明できます。

なお、この機能は直接契約のお客様のみご利用いただけます。

Yext Chatとの新しいZendeskインテグレーションにより、Yext Zendesk Supportワークスペースでのライブエージェントの引き継ぎが可能になります。ユーザーは、Yext提供のチャットボットを利用してサポートを受けられ、リクエストに応じてZendesk内のライブエージェントにシームレスに接続できます。

詳細については、ZendeskとYext Chatの統合ガイドをご確認ください。

Publishers

Yextパブリッシャーネットワークに新規追加されたパブリッシャーは、2024年9月18日に予定のリリース時に公開される予定です。既存のパブリッシャーに対する更新は2024年8月7日に有効となります。

Google動画ギャラリーという新しい組み込みフィールドを追加しました。このフィールドを使用して、ユーザーはGoogleリスティングに動画を追加できます。

9月18日に以下のパブリッシャーが利用可能になります。

  • Quinceanera.com

    • サポート対象国:米国のみ
    • サポート対象言語:英語とスペイン語
  • TikTok

    • サポート対象国:BR、CA、DE、FR、GB、ID、IT、JP、MX、TH、US、VN
    • サポート対象言語:英語のみ
    • 注:現在、これはブラインド送信統合です。YextはTikTokにデータを送信しますが、現時点では投稿はサポートされていません。

Eventbriteインテグレーションに追加の機能とフィールドを追加しました。ユーザーはイベントを非公開にしたり、次の新しいフィールドに情報を指定できるようになりました。

  • Eventbriteの説明。Eventbriteリスティングに表示するイベントの説明を追加します。

  • イベントの定員。Eventbriteで予約可能なチケットの枚数を指定できます。

  • EventbriteのFAQ。Eventbriteリスティングに表示するイベントのよくある質問を追加します。

  • Eventbriteの組織ID。Eventbrite組織のIDを追加します。

    • この情報を入力するために以前にカスタムフィールドを設定したことがあるユーザーは、追加対応は不要です。それ以外の場合、ユーザーは今後この新しい組み込みフィールドを優先する必要があります。
  • Eventbriteの主催者ID。Eventbrite主催者のIDを追加します。

    • この情報を入力するために以前にカスタムフィールドを設定したことがあるユーザーは、追加対応は不要です。それ以外の場合、ユーザーは今後この新しい組み込みフィールドを優先する必要があります。